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<仙台東西線>「無利子貸し付け違法」市民オンブズ監査請求

 仙台市が地下鉄東西線を経営する市交通局に一般会計から無利子で貸し付けしたのは違法だとして、仙台市民オンブズマンは4日、無利子貸し付けによる損害の穴埋めと今後の貸し付けの差し止めを求めて住民監査請求した。
 請求によると、市の一般会計から高速鉄道事業会計への貸付総額は2015年度決算で約103億円。地方公営企業法は長期貸し付けを受けた場合に適正な利息の支払いを定めており、無利子貸し付けは違法と主張している。
 03年の東西線事業認可時の予想利用者数(1日平均11万9000人)に対し18年度予測実績は6万2000人にとどまり、「需要予測は誤りで、回収可能性のない貸し付けは不当だ」とも指摘した。
 市によると、交通局は15年度までの貸付金を一般会計に無利子で返還し、16年度に市債管理基金から年率0.197%の利子で借り換えた。
 監査請求に対し交通局財務課は「これまでの借入金は地下鉄南北線の建設費償還が主な使途で、東西線経営と直接関連しない」と話した。


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2017年12月05日火曜日


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