岩手のニュース

サンマつみれ復興の味 岩手・大槌の業者が全国で準GPに

小豆嶋漁業が販売する冷凍サンマつみれ

 東日本大震災で被災した岩手県大槌町の水産加工「小豆嶋(しょうずしま)漁業」が製造、販売する冷凍サンマつみれが、全国コンテストで準グランプリに輝いた。うま味を損なわない製法で、手軽においしいつみれ汁を作れるのが特徴だ。
 東京で11月にあった「Fish−1(フィッシュワン)グランプリ」のうち、手軽に国産魚を食べるファストフィッシュ部門に出場。応募32商品から最終審査に進み、来場者と審査委員が試食して投票した。
 つみれはサンマのすり身にショウガとタマネギを加えて一口大に成形。ゆでずに蒸し上げることで、うま味を閉じ込めた。野菜と一緒に冷凍のまま鍋に入れ、味を調えればつみれ汁になる。
 小豆嶋漁業は大型冷蔵庫を津波で失い、水産物の保管業から加工業に軸足を移した。サンマつみれは2012年に商品化。町内の学校給食に使われるなど地元でも評判は上々だった。
 販路の拡大は試行錯誤が続いており、開発担当の小豆嶋映子さん(53)は「準グランプリは自信になる。多くの人に実際に食べてもらうきっかけにしたい」と話す。
 サンマつみれは店頭のほか、「ど真ん中・おおつち協同組合」のネットショップで販売している。200グラム入り363円、500グラム入り862円(ともに税込み)。連絡先は小豆嶋漁業0193(42)2923。


関連ページ: 岩手 経済

2017年12月05日火曜日


先頭に戻る