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<宮城県市長会>会長職、強まる仙台外し 郡氏反発「議論が生煮えのまま対象から外れてくれとは」

郡和子 仙台市長 

 宮城県市長会(会長職務代理者・佐藤昭塩釜市長)の会長職の選出方法を巡り、蚊帳の外に置かれた仙台市の郡和子市長が反発を強めている。4日の臨時市長会で、仙台市を除く県内13市で選ぶ方向で検討することを確認。強まる「仙台外し」の動きに郡氏は「道筋があやふやで、議論が深まっていない」と訴える。
 「議論が生煮えのままで(会長互選対象から)外れてくださいというのはどうなのか」
 5日の定例記者会見で、郡氏は割り切れない胸中を明かした。
 仙台市は慣例で会長職を務めてきた。政令市長が道府県の市長会長を務めるのは全国的にまれ。仙台外しを主張する側の大きな根拠になっている。
 会見で郡氏は「なぜ他市長会がそういう動きになったのか。それが宮城に持ち込まれた場合はどうなのか。明確な説明はなかった」と疑問を口にした。
 郡氏が「生煮えの議論」と指摘するのは、特に事務局体制の在り方を置き去りにしたまま、会長選出方法を先行させているのではないかとの懸念からだ。
 事務局は会則上、会長市に設置する。仙台市長が会長職を外れ、職務代理者を置く今も仙台市が暫定的に担う。4日の臨時市長会では(1)会長市に事務局設置(2)市長会として仙台市内に事務局を設置(3)他団体と一体的に運営−の3案が提示された。
 臨時市長会ではマンパワーや経験の差を背景に「仙台抜きに13市だけで事務局運営を回せるのか」など慎重意見も挙がったが、別の市長が「時計の針を戻すべきではない」と反論したという。事務局体制については、会長職務代理者と副会長が先行して協議する。
 8月に国政野党系の郡市長が就任した後、持ち上がった「仙台外し」。急展開する議論に郡氏は会長選出法や事務局体制について「(春の)定例会議の前に臨時市長会を持つべきだと申し入れたい」と丁寧な議論を求める考えを示した。


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2017年12月06日水曜日


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