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命の尊さ語り継ぐ「3.11メモリアルネットワーク」が石巻で初会合

継続的な震災伝承に向けて結束を強めたネットワークの初会合

 東日本大震災の伝承活動に取り組む個人や団体の連携組織「3.11メモリアルネットワーク」の初会合が4日、石巻市の石巻河北ビル1階かほくホールであり、来年3月のシンポジウム開催など本年度の事業計画や役員人事を決めた。
 石巻圏域の活動団体を中心に約60人が出席。投票で理事11人を選び、代表には石巻市の大川小で語り部をする「大川伝承の会」共同代表の鈴木典行さん(52)が選ばれた。
 本年度の事業計画によると、来年3月9日に石巻専修大でシンポジウムを開く予定で、震災を語り継ぐ大切さをテーマにする。他にも、防災教育プログラムの内容の検討や、各団体の伝承活動の課題整理などを計画している。
 鈴木代表は「震災伝承の中心にあるのは人の命。震災で失った尊い命を無駄にしないように、これからの命を大事にしなくてはいけない」と語った。
 ネットワークは石巻圏域に限らず、被災各地で震災伝承に取り組む個人や団体の連携を目的として11月17日に発足。5日現在の会員は31団体132個人で、岩手、福島両県の団体も登録した。事務局はさらに多くの会員を募り、活動資金に充てる基金への寄付も呼び掛けている。連絡先は事務局の公益社団法人みらいサポート石巻0225(98)3691。


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2017年12月06日水曜日


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