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小学生の講談グループ誕生 奥州藤原氏の歴史、大人顔負け初公演

歴史講談の初公演に挑む子どもたち

 岩手県奥州市衣川区に、地元の小学生7人が歴史講談を演じるグループ「輝凜(きりん)会」が誕生した。奥州藤原氏など地域の歴史を語り継ごうと、地元講談グループ「青凜(せいりん)会」が設立。初公演では、張り扇で演台を打ち鳴らしながら大人顔負けの名調子を披露した。
 子どもたちは青凜会が7月に開講した子ども講談教室で稽古を重ねた。初公演は奥州衣川歴史ふれあい館で11月26日にあり、地元が舞台の前九年合戦(1051〜62年)と、奥州藤原氏成立のきっかけとなった後三年合戦(1083〜87年)を披露した。
 衣川小6年の藤原英杜(えいと)君(12)は「せりふを忘れる場面もあったけど、焦らず楽しくできた」、衣里小3年の横山颯哉(そうや)君(9)は「観客がたくさんいたので緊張した。地域の歴史を学ぶことができた」と話した。
 輝凜会結成は、来年に創設10年を迎える青凜会の活動を活発化させるのが狙い。来年度も子ども講談教室の開催を検討している。
 事務局長の高橋厚さん(69)は「子どもたちが講談を通じて地域の魅力に触れることは、自分たちのルーツを知り、生きる糧になる。青凜会の活動にも刺激になる」と期待を寄せる。


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2017年12月06日水曜日


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