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<福島第1>3号機燃料プール公開 爆発の痕跡今も

3号機の使用済み核燃料プールの水面そばで、青いネット越しに見えるがれき(上)。水面に断熱材とみられる物体(左)も浮かぶ=5日、福島県大熊町

 経済産業省と東京電力は5日、使用済み核燃料の取り出しに向けた準備が進む福島第1原発3号機の建屋最上階を公開した。566体の燃料が保管されているプールには今もがれきが残り、水素爆発の痕跡が垣間見えた。
 エレベーターで地上30メートルまで昇った後、さらに階段で6メートル上の作業床に入った。かまぼこ形のドームで覆われ、整然と敷き詰められた鉄板の上にクレーンなどが据え付けられたフロアは鉄工所を連想させた。
 3号機は原発事故で1、2号機とともに炉心溶融(メルトダウン)し、爆発で建屋上部が大破。2018年秋ごろの燃料取り出し開始に向け、17年1月からドーム屋根などの設置工事が続けられてきた。
 事故直後は毎時800ミリシーベルトに達した建屋上部の放射線量は、除染やがれき撤去と作業床の設置で1ミリシーベルト以下に低減した。


2017年12月06日水曜日


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