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<核のごみ>候補地選定へ意見交換会 参加者から疑問の声「危険性示して謙虚な説明を」

核のごみの処分を巡り活発な意見交換が行われた

 原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場候補地選定に向けた意見交換会が6日、仙台市内であった。主催した経済産業省と原子力発電環境整備機構(NUMO)は処分場の必要性を強調したが、参加者からは安全性に疑問の声が上がった。
 NUMOの羽多野佳二地域交流部長は、地下300メートル以深の岩盤にごみを埋設する「地層処分」の仕組みなどを説明。「地上保管よりリスクは小さく、現在の最善の方法だ」と語った。
 参加者からは「東京電力福島第1原発事故を踏まえ危険性を示しつつ謙虚に説明するべきだ」「(候補地になり得る)科学的特性マップの火山や活断層の想定が過小」との意見が出た。
 東北で意見交換会が開かれたのは盛岡、秋田両市に続き3回目。宮城県内の33人が参加した。別会場で謝礼を持ち掛けて学生を動員した問題で、羽多野部長は「信頼を失いかねないと重く受け止めている」と陳謝した。


2017年12月07日木曜日


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