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<わらび座>言葉に気持ちを乗せるには…遣欧使節出帆の地で中学生と演劇交流

自分の気持ちが相手に伝わるように読む方法を教える鈴木さん(右端)

 ミュージカル「ジパング青春記−慶長遣欧使節団出帆−」を来年1〜2月に仙台市で公演する劇団わらび座(仙北市)が6日、使節団が出航したとされる石巻市の月浦近くの荻浜中(生徒11人)を訪れ、交流を目的に演劇ワークショップを開いた。
 主人公の姉役を演じる鈴木潤子さん(31)=仙台市出身=が、東日本大震災の教訓を伝える石碑に刻むために生徒たちが考えた文言や、ミュージカルで歌う合唱の歌詞を題材に指導。生徒11人は一節ごとに読み手を変えて朗読し、言葉に気持ちを乗せて発声する練習をした。
 2年の阿部ひなたさん(13)は「相手に伝えることがこんなにも難しいのかと改めて思った」と語った。鈴木さんは「一つの言葉に対しても感じ方は一人一人違うので、それを大切にするように働き掛けた。人生のヒントになればうれしい」と話した。
 ミュージカルは慶長三陸地震(1611年)の大津波被害を乗り越え、使節船事業に懸ける若者の姿を描く。仙台公演は来年1月20日〜2月9日、青葉区の電力ホールで開かれる。荻浜中の生徒も2月1日に鑑賞する予定。


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2017年12月07日木曜日


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