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福島・富岡町の復興拠点対象は390ha 町計画案、来年2月申請へ

 福島県富岡町は6日、東京電力福島第1原発事故に伴う帰還困難区域に設ける「特定復興再生拠点区域」(復興拠点)の計画案を明らかにした。対象はJR常磐線の夜ノ森駅周辺など約390ヘクタールで、帰還困難区域の約46%を居住できるように整備する。町は住民説明会などを経て、来年2月の国への申請を目指す。
 計画案は町議会全員協議会で示した。対象は6行政区の約850ヘクタールに広がる帰還困難区域のうち、「大菅(一部)」「夜の森駅前北」「夜の森駅前南」「新夜ノ森」の4行政区。対象人口は約4000で、帰還困難区域全体(約4800人)の8割を超える。
 復興拠点は国が除染とインフラ整備を一体的に進め、5年後をめどに居住可能とする区域で、富岡町は2022年度までの避難指示解除を目指す。夜ノ森駅付近は常磐線が19年度末までの全線開通を予定することから、先行解除も視野に入れ関係機関と協議する。
 復興拠点に入らない「深谷」「小良ケ浜」の2行政区は、立ち入り規制の柔軟な運用や、被災家屋の速やかな解体などを国に要望する方向。町は両行政区を含め、27年度末の全域の避難指示解除を目指している。


2017年12月07日木曜日


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