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<秋田研磨工業>ペン先に人工宝石 高級万年筆「KEMMA」発売

「KEMMA」の商品の一つ。ペン先に青に着色した人工ルビーを使用し、軸は川連塗りで仕上げた

 人工サファイアの時計用カバーガラスなど製造する秋田研磨工業(秋田県湯沢市)は、人工サファイアや人工ルビーをペン先に使った高級万年筆「KEMMA(けんま)」を発売した。ペン先に空気穴がない独自の構造で、価格は税込み32万4000円から。国内外の富裕層をターゲットにする。
 独自に開発したペン先はインクで汚れにくい。人工宝石のため耐久性があり、半永久的に使用できるという。ペン先の構造で日米の特許を取った。
 商品は16種類。軸には屋久杉などの銘木を使い、湯沢市の川連塗りを施した商品もある。高価格商品は100万円台。250万円の商品の販売も計画している。
 同社は人工宝石の研磨加工に取り組んでおり、自社の技術と設備が活用できる万年筆製造に7年前に参入した。人工宝石をペン先に加工するのが難しく、製品化までに時間がかかった。
 阿部忠雄社長は「全部品を県内企業が手掛けたメードイン秋田の製品。地域の雇用拡大を図りたい」と話す。文具販売のとみや秋田店で取り扱い、連絡先は同店018(862)8002。


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2017年12月09日土曜日


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