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救急車出動、東北は36万件超 岩手、宮城、山形で過去最多

 救急車出動件数は全国的に増加傾向にあり、各地で過去最多を更新する。2016年の東北の出動件数は前年比0.5%増の36万4812件。岩手、宮城、山形では過去最多を塗り替えた。搬送者に占める高齢者の割合は60%前後に上る。
 16年の出動件数(いずれも速報値)は過去最多の岩手が5万242件(前年比1.2%増)、仙台市を含む宮城が10万3883件(0.7%増)、山形は4万3430件(0.8%増)となった。青森は4万7453件(0.5%増)、福島は8万246件(0.7%減)。13年が過去最多の秋田は3万9558件(1.0%増)だった。
 搬送者に占める高齢者の割合(15年)は、高い順に秋田66.3%、山形65.9%、岩手63.0%、青森61.6%、福島59.4%、宮城56.4%となっている。
 総務省消防庁によると、16年の全国の出動件数(速報値)は前年比2.6%増の621万82件で、過去最多。「高齢化の影響で今後も増加すると考えられる」(救急企画室)という。
 出動件数増加の背景には高齢化に加え、核家族化によって体調が悪いときに相談相手がいないこともあるとみられる。消防庁は「緊急性が低くても救急車を呼ぶ人が多い」と分析する。


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2017年12月10日日曜日


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