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「勝福桜」基幹種雄牛に 「生産者使いやすい」

新たに基幹種雄牛に選ばれた勝福桜

 宮城県は、県畜産試験場(大崎市)で飼育する「勝福桜(かつふくざくら)」を基幹種雄牛に選定した。県産牛の市場評価を高めたスーパー種雄牛「茂洋」と別の血統で、茂洋の血を引く雌牛との交配によって肉質向上が期待される。
 勝福桜は2011年8月に登米市で誕生した。種雄牛の能力を評価するため、交配で誕生した24頭の枝肉を検定した結果、ロースの大きさや肉の重さ、霜降りの度合いを示す脂肪交雑の数値が、いずれも県内の歴代10位以内を記録した。
 茂洋や、後継の「好平茂(よしひらしげ)」「勝洋」など県内で主流の「茂金(しげかね)系」とは異なる「気高(けたか)系」の血筋で、茂金系の雌子牛と交配しやすい利点がある。勝福桜の人工授精用冷凍精液の予約は12月、配布は来年1月に始まる予定で、県の基幹種雄牛は計13頭になった。
 県畜産課の担当者は「バランスの良い検定結果で、生産者が使いやすい血統だと思う。選択の幅を広げ、質の高い県産牛の生産に貢献してほしい」と話す。


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2017年12月10日日曜日


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