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<FDA>仙台−出雲線、来春就航 出雲大社参拝など通年の観光需要見込む

 地域航空会社フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は11日、仙台−出雲線を来春に就航すると発表した。出雲大社(島根県出雲市)への参拝など通年の観光需要が見込めると判断した。昨年7月の仙台空港民営化後、新たな就航地への路線開設は初めて。
 運航開始は来年の夏ダイヤが始まる3月25日以降。1日1往復で片道約90分。使用機材は76人乗りと84人乗り。搭乗率65%、年間約4万人の利用を見込む。
 出雲大社は縁結びの神様として知られ、2016年の観光入り込み客数は605万8000人。松江城や世界遺産の石見銀山遺跡、美肌の湯と言われる玉造温泉も近く、女性を中心に観光地として人気が高い。
 FDAが仙台空港発着の定期路線を運航するのは初めて。担当者は「仙台乗り入れは以前から検討していた。競合しない空白エリアで就航を考え、観光地の出雲に決めた」と説明した。
 これまで東北から山陰への旅行は、羽田や伊丹空港を使うケースが多かった。近畿日本ツーリスト東北(仙台市)の担当者は「出雲は安定した観光需要が見込める。当面は人気路線になるだろう」と期待する。
 民営化後の仙台空港ではスカイマーク(東京)が7月、神戸線の運航を再開したが、新たな就航地への路線開設はなかった。仙台国際空港(名取市)は「新しい目的地への直行便が一つ実現した」と歓迎した。


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2017年12月12日火曜日


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