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<阿武隈急行>車両更新費の会社分 宮城、福島両県に支援要請

 宮城、福島両県を結ぶ第三セクター鉄道の阿武隈急行(福島県伊達市)は11日、2018年度に予定する車両更新に伴う費用負担について、両県に同社分の全額支援を求めていることを明らかにした。伊達市であった取締役会後、安海(あずみ)好昭取締役が「両県に協力をお願いしている」と述べた。
 両県は了承する方向。ただ福島県は沿線の福島、伊達両市にも協力を求める方針。両市は負担増に難色を示しており、今後、負担割合などを調整する。
 18年度に更新を予定するのは1編成2両で、更新費は4億数千万円の見通し。申請中の国の補助を受けられれば、地元負担は3分の2となる。
 これまでの補修などは全体費用の5分の1を会社が負担。国の補助も除いた残りを両県と沿線5市町が利用者割合などを基に支出してきた。
 阿武隈急行は累積赤字が10億円を超えており、新たな負担について安海取締役は「厳しい状況は(関係自治体の)理解を得られていると思う」と語った。
 使用する全18両はいずれも老朽化し、同社は18年度から数年で順次更新する計画。両県や5市町と今後、更新規模やスケジュールなどの議論を本格化させる。


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2017年12月12日火曜日


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