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<仙台東西線>開業から2年…待望の地下歩道 八木山動物公園駅に完成、横断便利に

15日に利用が始まる八木山動物公園駅の中央2出入り口

 仙台市地下鉄東西線八木山動物公園駅(太白区)から市道川内旗立線をくぐる地下歩道が完成した。同駅では5カ所目となる出入り口が設置され、15日午前10時に利用が始まる。駅南東の住民にとっては横断歩道で信号待ちをする必要がなくなる。
 地下歩道は幅3メートル。市道の地下約10メートルをくぐり、駅から南東に24メートル延びる。新しい地上の出入り口は「中央2」と呼び、15人乗りのエレベーター1基を設けた。階段やエレベーターは外光を採り入れるデザイン。夜は出入り口の照明が周囲に届き、防犯効果を狙う。事業費は4億円。
 当初は2015年12月の東西線開業に間に合わせる予定だった。用地の調整に時間がかかり、入札は3度不調が続いて完成が2年遅れた。
 近くの市八木山市民センターによると、地下歩道は駅南東に広がる八木山団地の住民や東北工大の学生が利用するとみられる。団地や東北工大と駅を行き来するには、どこかで横断歩道を渡らなければならなかった。
 駅近くの信号は間隔が長く、地元住民からは「駅は直結する動物園の客にとっては便がいいが、住民には案外不便」と不満の声が出ていたという。
 センターの並河浩一館長は「寒い中、横断歩道で信号待ちをする必要がなくなる。本格的な冬の前に完成し、駅利用者は助かるのではないか」と話した。


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2017年12月13日水曜日


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