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宮古署の庁舎が移転再建 岩手県内の被災署で初、災害備蓄庫も新設

移転、再建された宮古署

 東日本大震災で被災し、仮復旧した建物を使っていた岩手県警宮古署の新庁舎が完成し、18日に業務を開始する。津波浸水区域外に移転し、新たに災害用備蓄倉庫を設けた。岩手県内の被災警察署の再建は初。釜石も2018年度末に再建される。
 新庁舎は鉄筋コンクリート4階で、鉄骨2階の車庫棟と合わせた延べ床面積は約4270平方メートル。宿舎棟も併設する。総事業費は約40億円で、震災復興特別交付税を活用した。交通機動隊沿岸分駐隊の仮拠点となる。
 現庁舎は津波で1階の天井まで浸水した。津波警報が出ると避難する必要があり、留置場は岩泉署の施設を代用していた。交通機動隊沿岸分駐隊の拠点があった釜石署は津波で全壊し、震災後は本隊(盛岡市)に合流していた。
 宮古署の伊藤寛副署長は「真新しい庁舎で業務も円滑になる。『全ての活動は被災地のために』を合言葉に、署員一同しっかり働く」と話した。


2017年12月13日水曜日


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