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<潟上女性殺害>被告に懲役17年 秋田地裁判決「DNA混入を疑わせる合理的な可能性認められない」

 2007年12月に潟上市飯田川下虻川のアルバイト小林柳子さん=当時(55)=の首を絞めて殺害したとして、殺人罪に問われた秋田市泉南1丁目、無職速水はる被告(66)の裁判員裁判で、秋田地裁は12日、懲役17年(求刑懲役20年)の判決を言い渡した。弁護側は控訴する。
 小林さんの右手に付着していた微物から11年に検出され、16年の再鑑定で検出されなかった小林さんと速水被告の混合DNAの信用性が最大の争点だった。
 三浦隆昭裁判長は、秋田県警のDNAの保管状況や鑑定作業の過程などから「被告人のDNAが混入したことを疑わせるに足りる合理的な可能性は認められない」と判断。交際相手の男性を巡るトラブルから犯行に及んだ点に「被害者を逆恨みし、あまりに自己中心的で身勝手」と非難した。
 被告は「何もやっていない」と起訴内容を全面否認。弁護側は鑑定作業などでDNAが混入したと主張し、無罪を求めていた。
 判決によると、被告は男女関係のもつれから07年12月11日、潟上市内の小林さんの自宅で、小林さんの首をひも状のような物で圧迫して殺害した。
 被告は事件から約8年2カ月後の16年2月に逮捕、同3月に起訴された。


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2017年12月13日水曜日


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