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<東北電>「南山形」送電線使用開始 震災の教訓受け供給強化

 東北電力は12日、山形県山辺町と上山市を結ぶ高圧送電線「南山形幹線」を11日に使用開始したと発表した。東日本大震災で宮城県内からの電力供給が断たれ、山形県内で大規模停電が発生した教訓を踏まえ、新潟県内からの供給ルートを確保した。
 南山形幹線は電圧27万5000ボルト、全長22.5キロ。山辺町の西山形変電所から上山市内の朝日幹線まで鉄塔54基で架線を結ぶ。2015年6月の着工後、順調に建設が進み、使用開始時期を当初予定の18年6月から17年12月に前倒しした。
 山形県内への電力供給は一部地域を除き、宮城変電所(宮城県加美町)を起点とする陸羽、山形両幹線から行われていた。震災時は宮城変電所が停止し、山形県内の約53万戸が最大約30時間停電した。
 南山形幹線は新潟、宮城両県を結ぶ朝日幹線に接続し、新潟から山形県内や秋田県南部沿岸地域に電力供給ができる。
 東北電は「震災を踏まえ電力供給ルートを多重化した。山形、秋田両県への安定供給に引き続き取り組みたい」と説明した。


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2017年12月13日水曜日


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