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<双葉ダルマ>福呼ぶ準備 新春ダルマ市へ絵付け作業ピーク

顔の青い縁取りが特徴的な双葉ダルマと、絵付けに励む農協女性部のメンバー

 東京電力福島第1原発事故で全町避難する福島県双葉町の新春恒例の「ダルマ市」に向け、「双葉ダルマ」作りがいわき市で盛んに行われている。復興や無病息災、商売繁盛といった人々の願いを託し、農協女性部の6人が絵付けの筆を走らせる。
 ダルマ市は来年1月6、7日、いわき市南台の仮設住宅広場で開かれる。6人は10月上旬に作業を始め、年末までに大小約700個を仕上げる。
 双葉ダルマは赤やピンク、黒など5色。特徴的な顔の青い縁取りは太平洋を表す。顔を町章で金色に縁取ったものもある。
 新潟県長岡市に一時避難した細沢栄子さん(68)は2013年にいわき市に移り、翌年からだるま作りに加わる。「方言を気にせずにおしゃべりして作業するのが楽しい。福を願う人の思いに応えようと作っている」と話す。
 南台仮設の入居者の多くは来春以降、町が町外拠点に位置付ける同市勿来酒井地区に完成する災害公営住宅に移る。12年に始まった南台仮設でのダルマ市開催は最後になる見通し。


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2017年12月13日水曜日


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