福島のニュース

原発事故避難先から「戻らない」富岡46%、葛尾24% 復興庁住民調査

 復興庁は12日、東京電力福島第1原発事故で全住民が避難した福島県富岡町、葛尾村の住民意向調査結果を公表した。「戻らない」と答えた割合は富岡町が46.8%、葛尾村が24.2%。前回調査と比べそれぞれ10.8ポイント、4.1ポイント減った。ただ、設問の変更もあり、帰還意思の低下に歯止めがかかっているかどうかは不透明だ。
 富岡町は今年4月、帰還困難区域を除いて避難指示が解除されたが、「既に生活している」は2.9%にとどまった。「戻りたい」は前回調査(昨年8月)比4.9ポイント減の11.1%、「まだ判断がつかない」が7.7ポイント減の17.7%。新設の「戻りたいが、戻れない」は20.2%だった。
 昨年6月、大部分で避難指示が解除された葛尾村では「現在戻っている」が17.2%。前回調査(昨年11〜12月)より7.3ポイント増えた。「戻りたい」が26.5%(7.0ポイント減)、「まだ判断がつかない」が22.7%(1.7ポイント増)。
 調査は県と各町村が共同で取り組んだ。今年8〜9月に行った富岡町の回収率は46.1%、10月実施の葛尾村は61.6%だった。


関連ページ: 福島 社会

2017年12月13日水曜日


先頭に戻る