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被災3県食材でおもてなし IOC調整委、東京で夕食会

IOC調整委員会との公式夕食会場に設けられた宮城県のブースで、談笑するコーツ調整委員長(中央左)、村井知事(同右)ら=12日夜、東京都港区(代表撮影)

 2020年東京五輪の国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会をもてなす公式夕食会が12日、東京・芝公園のホテルであった。東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の食材を使った多彩なメニューが振る舞われた。
 大会組織委員会と都、復興庁の主催。森喜朗組織委会長が「東北の力を得てオールジャパンで大会成功へ歩みたい」と述べた。ジョン・コーツ調整委委員長は「復興に取り組む3県に心から感謝する」と語った。
 吉野正芳復興相、3県知事も出席。食材の安全性をアピールし、東京電力福島第1原発事故による風評被害の払拭(ふっしょく)を呼び掛けた。
 前菜には岩手県産ワカメや宮城県産セリ、福島県産あんぽ柿などを使用。メイン料理は各県産の牛肉で、「牛バラ肉の赤ワイン煮込み」など3種類の調理法で素材の魅力を引き出した。魚介類やキノコ、果物もふんだんに活用した。
 会場には3県のブースを設置。夕食会に先立ち、村井嘉浩宮城県知事らがコーツ委員長に復興の現状や豊かな食を紹介した。各県の日本酒の飲み比べコーナーも人気だった。


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2017年12月13日水曜日


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