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つばめ食堂オープン 東松島宮戸島で唯一の食堂「憩の場に」

試食会で料理を味わう住民ら

 東日本大震災で被災した東松島市宮戸島に15日、「宮戸つばめ食堂」がオープンする。島で唯一の食堂で、地元特産の食材を生かした料理やスイーツなどを提供し、住民や観光客らの憩いの場となる。
 食堂は、復興再生多目的施設「あおみな」の一角で運営。床面積約90平方メートルで20人程度が入店でき、窓から宮戸の海を望める。
 主なメニューは「つばめ定食」「豚バラキムチかき鍋うどん」「バターチキンカレー」で、東松島の海産物や肉、野菜などを使う。プリンとチョコスポンジを用いた「ブラジルプヂン」やコーヒーなども用意する。
 同市小野のベーカリーカフェ「ル・ニ・リロンデール」が営み、カフェのスタッフが腕を振るう。ル・ニ・リロンデールはフランス語で「ツバメの巣」の意味。「宮戸の魅力を多くの人に伝えたい」との願いを食堂名に込めたという。
 オーナーの横山淑恵さん(34)は「元々宮戸が好きだった。親しみやすさとおしゃれな雰囲気を融合させたい。地元の方と市外の方が集うにぎやかなお店にしたい」と話す。
 13日に試食会があり、住民ら約40人が熱々の料理を味わった。うどんを食べた尾形将親さん(76)は「宮戸のカキが入っていてうまい。味付けもいい。地元でおいしい食をいただけるのはありがたい」と語る。
 宮戸島には震災後、津波で民宿を失った女性らが切り盛りしてきた食堂「げんちゃんハウス」があったが、今年3月に閉店した。
 宮戸市民センターの小峰秀雄所長(68)は「つばめ食堂も多くの人に愛される場になってほしい。食堂のお客さんが観光地にも立ち寄り、交流人口が増えればうれしい」と期待する。
 営業は金、土、日曜日。時間は午前10時〜午後4時半。連絡先は080(9639)7218。


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2017年12月14日木曜日


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