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<平均寿命>青森県全国最下位も…着実に改善 知事手応え

 青森県の平均寿命は今回も全国最下位に沈んだ。男性は1975年、女性は95年からワーストが続く。一方で男性の寿命の伸び幅が1.39歳と全国3位になるなど、明るい兆しが見えつつある。短命県返上へ模索を続ける関係者は、さらなる取り組み強化を誓った。
 厚生労働省が13日に公表した都道府県別生命表によると平均寿命は男性78.67歳、女性85.93歳だった。
 三村申吾知事は「平均寿命が着実に延伸している。健康づくりの推進や自殺対策などの事業展開が成果に表れている」とコメントを出した。県は、40代男性の死亡率が大幅に減少し、心疾患や自殺などの死亡状況にも改善が見られたことが要因だとしている。
 だしによる減塩運動「だし活」を進める県食生活改善推進員連絡協議会の山谷詠子会長は「食生活は簡単には変えられない。長いスパンで活動を浸透させたい」と今後を見据えた。
 自殺予防活動を展開するNPO「ほほえみの会」(五所川原市)の藤林百合子理事長は「県内各地で人材育成の傾聴講座を開いてきた。悩んでいる人の声を聞く活動を広げ、自殺対策につなげたい」と語る。
 弘前大大学院医学研究科の中路重之特任教授は「46位との差が縮まっている。現在進める取り組みに自信を持ち、県民に広めることが重要だ」と指摘した。


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2017年12月14日木曜日


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