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<北木造船>秋田の2隻に計4遺体 青森では1遺体

解体した木造船は焼却処分される=山形県鶴岡市五十川

 秋田市新屋町の雄物川河口付近に転覆した状態で打ち上げられていた木造船2隻の船内から14日、性別不明の4遺体が見つかった。青森県深浦町の大間越海岸でも同日、男性の遺体が発見された。
 秋田海上保安部などによると、船は河口から約700メートル北に1隻、その約300メートル北に1隻が漂着。河口に近い船から3体、もう一方から1体が見つかった。船は第2管区海上保安本部(塩釜市)の航空機が13日、巡視中に発見した。
 青森海保によると、大間越海岸の遺体は衣服を身に着けておらず、近くに遺留品はなかった。同海岸には11月20日と今月6日、無人の木造船が漂着している。
 鶴岡市五十川の海岸では14日、11月下旬に漂着した船の解体が行われた。山形県の委託業者がチェーンソーで船体を壊し、クレーンでトラック2台に積み込んだ。後日、焼却される。
 県は同市温海に2日に漂着した船も処分する予定で、費用は1隻当たり数十万円。日本海側で船の漂着が相次いでおり、国が支援費用の拡充を表明している。
 県庄内総合支庁の担当者は「支援拡充はありがたいが、船や遺体は漂着し続けている。終わりが見えないのがつらい」と話した。


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2017年12月15日金曜日


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