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<仙台市教委>不登校対策、今月末に検討委 当初予定から半年ずれ込む

 仙台市の大越裕光教育長は15日の市議会12月定例会で、増加する小中学生の不登校対策を検討する委員会設置について、今月末に初会合を開く方針を明らかにした。市教委は当初6〜7月ごろを予定していたが、4月に青葉区の折立中生が体罰を受けた上、いじめを訴えて自殺。原因究明の委員会などの設置対応に追われ、半年間ずれ込んだ。
 検討委は専門家や現場の教員ら約10人で構成する予定。大越教育長によると、これまで市教委の不登校対策はアフターケアが中心だった。検討委は予防策を重点に議論を進め、具体的提言をまとめる。いじめとの関連性を含め、不登校の要因把握の手法を検討する。
 一般質問で沼沢真也議員(アメニティー仙台)が「本年度の早い段階で委員会を立ち上げ、来年度の施策に反映させるべきだった」と指摘。大越教育長は「検討委で議論を深め、報告を受けて適切な時期に施策に反映させる」と答弁した。
 市教委によると、2016年度の不登校の児童生徒は1431人で過去最多。東日本大震災前の10年度より459人(47%)増えた。大越教育長は取材に「不登校は中学校になるとぐっと増える。進学前から、早い対応を進める必要がある」と狙いを話した。


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2017年12月16日土曜日


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