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事件解決の糸口丹念に 宮城県警、技術向上目指し鑑識競技会

現場の足跡を写し取る捜査員。細心の注意が要る
被害者の指紋を採取する捜査員(右)。選別し、犯人の指紋を絞り込む
被害者から話を聴く捜査員(中央)。引き出す能力も問われる

 事件現場での鑑識活動の技術の向上を目的に、宮城県警は名取市の県警察学校で現場鑑識競技会を開いた。客観的な証拠の重要性がこれまで以上に増す中、県内23署の若手捜査員ら69人が参加し、証拠採取の技術を競った。
 自転車で出勤中の女性を男が押し倒し、女性のトートバッグに入っていた財布を盗んで逃走する強盗事件の発生を想定。参加者は3人一組のチームを編成し、1時間の制限時間で鑑識捜査に当たった。
 現場保存から被害者への聴き取り、指紋や足跡の採取と段階を踏んでいく。証拠資料を適正に、漏らさず採取できるかどうかが事件の解決を左右する。
 県警鑑識課の早坂弘靖次長は「今後ますます客観証拠が重視される。適法な手続きで証拠採取に努めてほしい」と話す。
 競技会は11月24日にあった。


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2017年12月16日土曜日


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