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<除染土仮置き場>環境省、水田への回復作業を公開

仮置き場だった水田に新たな土を運び込む原状回復工事
原状回復作業が行われる前の仮置き場(環境省提供)

 環境省は15日、東京電力福島第1原発事故で発生した除染土壌の仮置き場を水田に戻す工事を福島県浪江町で公開した。中間貯蔵施設(福島県大熊町、双葉町)への除染土搬出が進んでおり、2017年度は4カ所で原状回復を行う。
 公開したのは7月までに除染土入りの専用袋約3000個を搬出した約2.3ヘクタール。トラックで運んだ耕作用の土をブルドーザーでならし、あぜを復元した。今後、肥料をまいて営農可能な状態に戻す。
 第1原発周辺の11市町村で環境省が行った除染に伴う仮置き場は最大約300カ所あった。うち約270カ所が田畑で、搬出が終わり次第、フェンスや盛り土を撤去して原状回復する。
 福島地方環境事務所の小沢晴司所長は「ようやく元の土地に戻せる段階になった。地権者の意向を聞きながら丁寧に作業を進めたい」と述べた。


2017年12月16日土曜日


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