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立民・枝野氏がタウンミーティング、入党呼び掛け 「被災地の声拾いたい」と仙台で初開催

全国キャラバンの皮切りとなるタウンミーティングで、立民への入党を呼び掛ける枝野代表=16日、仙台市青葉区

 立憲民主党は16日、仙台市で初のタウンミーティングを開催し、足場となる地方組織の構築に向けて本格始動した。一方、党再生を巡って混乱が続く民進党は宮城県連が同日、定期大会を開き、党員・サポーターにこれまでの経緯と今後の方向性を説明。出席者からは10月の衆院選で合流した希望の党への拒否反応とともに、立民との連携を熱望する意見が出た。
 青葉区であった立民のタウンミーティングには、枝野幸男代表が出席。約400人が駆け付けた。枝野氏は衆院選を「結党からわずか20日ほどで1000万票の期待を受けた」と総括。「草の根からまっとうな政治を取り戻す」と理念を訴えた。
 従来の党員・サポーターに当たる「パートナーズ制度」(仮称)を導入し、年明けにも募集を始める方針を説明。「他党との合流模索など永田町の内向きな論理ではなく、国民の声が届く政治を実現する」と入党を呼び掛けた。
 枝野氏は会合後、仙台を全国初開催の地に選んだ理由を「東日本大震災の被災地の声を拾いたかった」と強調。地方組織の構築に向け、「県単位の組織づくりに優先して取り組む。民進の地方議員には思いを共有する議員もおり、連携していく」と述べた。
 青葉区であった民進県連大会は重苦しい雰囲気に包まれた。桜井充代表は約120人を前に衆院選の結果について「野党が分裂し、安倍政権を延命させた」と陳謝。「信頼される党に生まれ変わるよう努力する」と理解を求めた。
 党員・サポーターの意見を聴く場は急きょ非公開に。出席者によると「希望は安全保障法制や憲法改正に賛成する異質な集団。一線を画すべきだ」との意見や、「民進の綱領に近い立民に絞って合併してはどうか」と再編を望む意見などが寄せられたという。
 衆院選を巡っては「民進の名前がなくなる危機に陥ったのは、小池百合子東京都知事の人気を頼ったせいだ」「昨年の参院選、今年の仙台市長選で築いた野党共闘が崩れた」と責任を追及する声も上がった。
 桜井代表は大会後、立民との連携に言及。「郡和子仙台市長を支える勢力を築けるよう、2019年の仙台市議選に向け、(立民県連の)岡本章子代表と協議して擁立作業を進める」との考えを示した。


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2017年12月17日日曜日


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