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<宮城・公立高入試>新制度を正式決定 20年度導入、各校で特色選抜

 宮城県の定例教育委員会が18日開かれ、2020年度から導入する公立高入試の新制度を正式に決定した。県教委高校教育課は県庁で記者会見し、入試日程の一本化や「共通選抜」「特色選抜」による選考方式などの概要を発表した。
 現行の前期・後期選抜を統一し、新制度では1回のみに見直した。5教科の学力検査(500点満点)と調査書(195点満点)で評価する共通選抜と、学校ごとに選考方式を決める特色選抜で合否を決める。共に出願条件は設けない。
 共通、特色選抜の募集割合は、体育や美術の学科や定時制課程を10〜90%、それ以外を10〜50%とし、各校がそれぞれ定める。
 特色選抜は、各校が学力検査と調査書の配点比率を0.25〜2倍の範囲で変更することが可能。面接、実技、作文を試験で科し、採点に加えることもできる。不登校の生徒が不利にならないよう、調査書を評価に加味しないことも認める。
 二つの選抜方式でどちらを先に実施するかは各校の判断に委ねるが、どの方式で合格したかは通知しない。病気や事故で受験ができなくなった生徒が対象の追試験も新たに導入し、別の問題も用意する。2次募集に大きな変更はない。
 県教委は今月下旬から高校向けの説明会を開始。年明け以降に中学校も実施し、広く関係者に周知する。高校ごとに求める生徒像や選考方式をそれぞれ検討した上で、18年秋に募集要項を公表する見通し。


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2017年12月19日火曜日


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