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子どもの貧困対策充実を 被災地出身の学生ら厚労相に提言

子どもの貧困対策の必要性をアピールする稲村さん(左端)ら学生グループ

 一般財団法人教育支援グローバル基金(東京)の人材育成プログラム「ビヨンドトゥモロー」に参加した大学生や高校生のグループ6人が18日、厚生労働省を訪れ、会員制交流サイト(SNS)を活用した子どもの貧困対策を加藤勝信厚労相に提言した。
 東日本大震災で被災した上智大1年の稲村ほのかさん(20)=宮城県亘理町出身=のほか、長野県や広島県などの高校生が寸劇を交えながら「子どもたちには心の『居場所』が必要」とアピールした。
 貧しい境遇に置かれた中高生らが励まし合ったり、貧困経験のある大人が助言したりできるSNSアプリの開発を提案した。
 加藤氏は「SNSは子どもたちがチャレンジする窓口になる。アプリが作り上げられれば素晴らしい」と期待を示した。
 稲村さんは震災の津波で亘理町の自宅が被災し、帰る家がないつらさを経験したことからプログラムに参加。「仲間といろいろな体験談を語り合い、社会問題を身近に考えるきっかけになった」と話した。


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2017年12月19日火曜日


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