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寒風沢の実り味わい学ぶ 塩釜の学校給食に新米提供

新米に焼きのりを巻いて頬張る子どもたち

 宮城県塩釜市の小中学校で18日、市内で唯一の水田がある浦戸諸島・寒風沢で収穫されたササニシキが給食の献立に並んだ。児童生徒は古里の食材を学びながら、新米を味わった。
 米を栽培し、提供したのは市民グループ「学校給食米プロジェクト」。代表の高山朋子さん(42)、栽培を担当した民宿経営外川栄子さん(63)、農業加藤信助さん(35)のメンバー3人が、玉川小(児童307人)の給食時に2年生の教室を訪れた。
 外川さんと加藤さんは「とても貴重で、おいしいお米です。味わって食べてください」と呼び掛けた。子どもたちは浦戸産焼きのりと一緒にご飯を頬張り「おいしい」と喜んだ。
 プロジェクトは島内の農地30アールを借りて栽培し、900キロを収穫。うち市内の全小中学生3700人分、390キロを市が買い取った。外川さんは「長雨の影響で収量はやや少ないが、新米はやっぱりおいしいですよ」と笑顔で話した。
 寒風沢の農地は東日本大震災の津波で浸水。後継者不足が深刻になっている。


2017年12月19日火曜日


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