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岩手・大槌「旧庁舎は解体」強調 町長、跡地利用明言避ける

 東日本大震災で当時の町長と多くの職員が犠牲になった岩手県大槌町の旧役場庁舎について、平野公三町長は18日の定例記者会見で「解体は町長選の公約。任期も3年目に入り、結果を出さなければいけない」と述べ、解体費用を盛り込んだ予算案を来年3月の定例町議会に提出する方針を改めて強調した。
 初当選した2015年8月の町長選に絡めて「(旧庁舎を見ることで)つらい思いをしている多くの人の声を聞いた。その上で解体を訴えた自分が当選した」と強調した。
 15、16年度と解体を先送りしつつ、震災対応の再検証などに取り組んで一定の解決を果たしたとして「予算を提案する時期が来た」と語った。保存を望む町民の声に対しては「遮断したことはない。不十分だったかもしれないが、耳を傾けてきた」と話した。
 町長は来年2月に町民説明会を開き、解体方針と共に跡地利用法を示す考え。具体案については明言を避けたが「解体後は(時間の)余裕がある。さまざまな意見をくみ取りながら周辺地とのバランスも含めて検討していく」と説明した。


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2017年12月19日火曜日


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