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<にしき食品>幼児食レトルト新たに4種類 ママ応援「手を抜いているという罪悪感なく使ってもらえる質と味」

新発売した幼児食のレトルト商品と企画した森さん

 レトルト食品のにしき食品(宮城県岩沼市)は、子ども向け商品を拡充している。11月には、離乳食を終えた後の幼児食の新商品4種類を発売。子どもがいる女性社員らのアイデアを生かし、他社がほとんど手掛けていなかった幼児食を開発した。

 同社は2014年、1歳半前後の子どもでも安心して食べられる「こどもカレー」を発売し、ヒット商品になった。幼児食はカレーに続く子ども向け商品を生み出そうと、15年に開発に着手。商品開発部の佐藤瑠恵(りえ)さん(36)と営業本部販促企画部の森智恵さん(31)が担った。
 当時3歳の子どもを育てていた佐藤さんは、離乳食の商品は各社の種類が豊富にそろうが、一般食に移行するまでの3〜5歳前後の幼児食は少ないことに気付いた。
 子どもが幼児食を摂取する期間は、母親が産休や育休を終えて仕事に復帰するタイミングと重なる。
 森さんは「お母さんが最も大変な時期。レトルト食品が役に立つと思い、開発した」と振り返る。試作段階では、育児中の他社員の意見も取り入れて改良を重ねた。
 開発に約2年を費やした新商品はハンバーグ丼(380円)、中華丼(320円)、野菜あんかけ丼(350円)、野菜キーマカレー(320円)の4種類。
 いずれも食べやすさと安全性を追求し、具材は全て国産を選び添加物を極力使わないようにした。飲み込みやすくするためとろみをつけ、食欲を増進させる香りを重視。食べ残しを親が食べることを想定し、極端な薄味は避けた。
 森さんは「手を抜いているという罪悪感なく使ってもらえる質と味に仕上がった。働くお母さんだけでなく専業主婦にも購入してほしい」と話す。
 新商品は同社が直営する岩沼市や仙台市、東京都内の4店舗とオンラインショップで販売している。


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2017年12月20日水曜日


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