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<ほっとタイム>女子中生4人、連係プレーで高齢者助ける

当日の様子を振り返る(左から)伊藤さん、三上さん、山部さん、佐藤さん

 「何とお礼をしていいか…」。仙台市太白区の70代男性は、中学生4人の優しさに目を潤ませた。
 4人は袋原中1年の伊藤怜さん(13)、山部花香さん(12)、三上綾香さん(12)、佐藤桃亜(もあ)さん(13)。下校中の11月17日午後6時ごろ、路上で滑って倒れ、動けなくなっている男性を見つけた。
 2人は先生に知らせるため学校に戻り、残った2人は男性の脱げたサンダルを履かせ、手を貸して起き上がらせた。
 辺りは街灯がないため暗く、上着も着ていない。「大丈夫」と遠慮する男性の手を引き、生徒らは近くの自宅に送り届けた。男性は腰に軽いけがをしたが、大事に至らなかった。
 普段、別の道を通って下校していた4人。今は男性の体調を気遣い、男性の自宅前を通ってから帰宅する。「電気がついていると安心する」と口をそろえる。
 男性は「中学生に声を掛けてもらったときはうれしかった。感謝してもしきれない」と涙ながらに話した。(報道部・八巻愛知)


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2017年12月20日水曜日


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