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<地上イージス>「必要性の議論欠如」専門家問題視

 「イージス・アショア」が秋田市の陸上自衛隊新屋演習場への配備が検討されていることに、軍事評論家の前田哲男さん(埼玉県ふじみ野市)は「演習場周辺を視察したが、こんな住宅密集地のそばに配備していいものか」と疑問を呈した。
 前田さんは17日、講演で同市を訪れた。配備後は高出力の電磁波を出すレーダーやミサイル格納庫、発電施設、司令室などが敷地内に整備されると説明。「恒久的な基地ができるのに本当に必要なのかが説明されていない。新屋地区だけの話ではない」と問題点を挙げた。
 前田さんによると、発射機はソフトウエアの変更で長距離巡航ミサイルにも対応できる。「専守防衛と思う人もいるが、いつでも攻撃能力を持つことができる」と指摘した。
 前田さんは「国会での議論もなく、導入が決まった。北朝鮮と言いながらも、(中長期的には)中国の脅威に備えようというのが真意だろう」と述べた。


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2017年12月20日水曜日


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