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<社会人野球>JR東北新監督に西村氏 大学日本一の手腕生かす

新監督に就任し、来季の抱負を語る西村氏=19日、河北新報社

 社会人野球の強豪、JR東日本東北(仙台市)の来季の新監督にOBで駒大前監督の西村亮(あきら)氏(43)が就任した。監督交代は9年ぶり。名門駒大を大学日本一に導いた手腕で、2年連続で都市対抗野球本大会出場を逃している古巣の強化に取り組む。

◎堅守磨き古巣再建

 西村監督は静岡県掛川市出身。96年に駒大からJR東日本東北に入社し、捕手として10年間プレーした。引退後は同社のコーチを経て2012年に東都大学リーグの駒大の監督に就任。14年秋にリーグ優勝と明治神宮大会制覇を果たした。16年限りで退任した後は社業に専念していた。
 就任は今月1日付。7年ぶりの現場復帰を前に「離れていた時もチームのことは気に掛けていた。会社の野球部に対する強い思いと期待に応えないといけない」と気を引き締める。
 駒大での経験を指導に生かす。大学日本一に立った14年は左腕の今永昇太(現プロ野球DeNA)や俊足巧打の江越大賀(同阪神)らの成長が大きかった。「日本一になれたのは、選手がその気になったから」と説明。「今の子どもたちはひ弱な部分が多い。勝負の世界で生きていく強い気持ちを引き出す」と強調する。
 来季に向けて投手4人、野手2人を獲得。チームは来年1月初旬に本格始動する。目指すチーム像は「守りを固め、少ない好機を確実にものにしていく」と明快だ。「目指すは日本一。目標に限界をつくりたくない」と力強い。
 日本製紙石巻(石巻市)の前田直樹監督(39)、七十七銀行(仙台市)の小河義英監督(40)とは現役時代に東北の舞台でしのぎを削った。「互いを知っている分、やりやすさと同時に負けたら悔しい部分もある。まずは自分たちのやることに集中するのが一番」とライバル心をのぞかせる。(原口靖志)


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2017年12月20日水曜日


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