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三沢のホッキガイ香港へ試験空輸 農林水産品輸出へ新手段

ホッキガイを輸送用の箱に詰める三沢市漁協の職員

 青森県は19日、一般貨物で魚介類を運ぶ日本通運の輸送サービス「空飛ぶ鮮魚便」を利用し、三沢市からホッキガイを香港へ試験輸出した。20日、現地到着後に品質などを確認する。県産農林水産品の新たな輸出手段検討の一環。
 県産品の輸出は日持ちする場合や大量を運ぶ時はコンテナ船を利用。鮮度を優先したり少量を運んだりする際には、県とヤマト運輸による「A!Premium(エープレミアム)」を使う場合が多い。試験はこの中間を想定し、やや日持ちがする農林水産品100〜200キロ程度の空輸を検証する。
 三沢市の市漁協直売所で19日朝、前日に採れた約40個のホッキガイ10キロを保冷剤と共に発泡スチロールに梱包(こんぽう)。箱の外側と内側に温度計も付けた。
 ホッキガイは青森空港から韓国・仁川空港経由で香港空港まで輸送。トラックに積み替えて20日午前に現地のレストランに届け、品質を確認する。
 今後の輸出先や対象とする県産品は検討中だが、県は本年度中に2回目の試験輸出も行う計画。県港湾空港課の担当者は「さまざまな輸送手段を提供し、使う人が選択できる仕組みをつくれば県産品の輸出増加につながる」と話した。


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2017年12月20日水曜日


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