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目指すは仏ボルドー産 大和・吉田にワイナリー完成

醸造所内を見学する関係者ら

 仙台市青葉区の農業生産法人「みらいファームやまと」(早坂了悦社長)が宮城県大和町吉田地区に整備を進める「了美(りょうみ)ヴィンヤード・アンド・ワイナリー」の醸造所が完成し、20日に現地で式典があった。
 関係者ら約100人が出席し、早坂社長は「ブドウの栽培からワインの醸造、販売まで6次産業化を進める。観光資源として活性化にも貢献したい」とあいさつ。醸造担当の樫原信元氏(48)は「昨年植樹したブドウの適性を見極めながら糖度と酸味のバランスの取れたワインを造りたい。フランスのボルドー産が目標だ」と話した。
 醸造所は木造平屋約500平方メートル。醸造タンク28基を備え、年間の生産能力は赤ワイン1万リットル、白ワイン約1万1000リットル。同社は月内に他地域産リンゴなどを使ったシードルの醸造を始める。自社栽培したブドウで造るワインは、早ければ2019年春にできるという。
 約15ヘクタールの敷地内には19年までにレストランや宿泊施設を開設する予定で、県内3カ所目のワイナリーとして観光地化を進める。総事業費は2億4000万円の見込み。


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2017年12月21日木曜日


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