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全日本フィギュアきょう開幕 本郷「悔いのない演技を」

公式練習で演技する本郷(川村公俊撮影)

 フィギュアスケートの平昌冬季五輪代表最終選考会の全日本選手権は21日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕し、男女ともに優勝者が五輪代表に決まる。20日に公式練習が行われ、2枠の代表を争う注目の女子はグランプリ(GP)ファイナル5位の宮原知子(関大)や本郷理華(邦和スポーツランド、仙台市出身)、男子は2連覇を狙う宇野昌磨(トヨタ自動車)らが調整した。
 代表選考でリードする宮原は連続ジャンプなどを確認し「今シーズンはけがを乗り越えてここまでやってきたので、喜びを存分に発揮できれば」と話し、樋口は「やってきたことを最大限出せるように楽しんで滑りたい」と言った。2人を追う坂本花織、三原舞依(以上シスメックス)本田真凜(大阪・関大高)らも氷の感触を確かめた。
 ファイナル2位の宇野はフリップ、ループ、サルコー、トーループの4回転ジャンプを着氷し「一番大事な試合。自分に集中して満足のいく演技をしたい」と語った。2014年ソチ五輪王者の羽生結弦(ANA、宮城・東北高出)は右足首故障で欠場する。
 21日に女子ショートプログラム(SP)、22日に男子SP、23日に女子フリー、24日に男子フリーが行われ、女子2人、男子3人の五輪代表が選ばれる。

◎調整順調 自然体強調

 本郷が公式練習で、伸びやかな演技を披露し、順調な仕上がりを見せた。ショートプログラムの曲かけ練習では、フリップ−トーループの連続3回転ジャンプでバランスを崩したものの、「プログラム全体としては落ち着いて滑れた。悔いのない演技をする」と冷静に語った。
 グランプリ(GP)シリーズはジャンプが不調で得点が伸び悩み、スケートカナダが6位、NHK杯が7位と振るわなかった。「課題を確認し、できることはやり切った。挑戦するつもりで思い切って試合に臨む」。か細い声の奥に闘志を秘める。
 平昌の代表枠は2。争いはGPファイナルに出場した宮原と樋口がリードしており、今大会で是が非でも結果を残さなければならない。「(代表選出という)結果がついてきたらうれしいが、まずは自分がやってきたことを出し切ることに集中する」と自然体を強調した。(佐藤夏樹)


2017年12月21日木曜日


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