岩手のニュース

岩手・大槌町 都市再生機構の復興7事業が完了し引渡式 

URによる土地区画整理事業を終え、住宅が建ち始めた岩手県大槌町中心部

 東日本大震災で被災した岩手県大槌町中心部の町方地区で都市再生機構(UR)が進めていた土地区画整理事業など一連の工事が完了して20日、町役場で「引渡式」があった。
 URは30ヘクタールの土地区画整理や上下水道整備など7事業を計約257億円で受託。複数の設計や施工を一括発注する方式を採用し、2013年8月に着工した。
 途中、盛り土調達の遅れに伴うスケジュールの一部見直しはあったが、契約期間内の今年11月に完了した。また、町内8地区で計243戸の災害公営住宅建設も請け負った。
 UR岩手震災復興支援本部の栗原徹本部長は「全ての土地を返すことができた。町や県の協力、工事関係者の尽力のおかげだ」とあいさつした。
 平野公三町長は「新しい町並みを見るたび、力強いハード整備でにぎわいを取り戻しつつあることを実感している。工事完了は大きな一歩であり、今後の復興を加速すると確信している」と謝辞を述べた。
 平均2.2メートルかさ上げした町方地区では、被災者が戻らずに多くの空き地が発生すると懸念されており、町は「空き地バンク」事業などの対策に取り組んでいる。


2017年12月21日木曜日


先頭に戻る