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<鶴岡市議不適切言動>市と議会、改善申し入れ 草島氏「記録や証拠なく作り話」

鶴岡市議会と市の双方から申し入れを受け、記者会見する草島市議

 鶴岡市の幹部職員に「人間のくず」と言うなど、不適切な言動を繰り返したとして市議会は20日、全4会派一致で、草島進一市議(52)=無所属=に文書で改善を求める申し入れをした。市も職員や市役所食堂の運営業者から、草島市議による威圧的で一方的な要求に多くの苦情や抗議が寄せられているとして同日、改善を申し入れた。
 市議会と市の申し入れ書などによると、草島市議は11日、12月定例会の一般質問終了後、答弁に不備があったとして、幹部職員の席に詰め寄り「人間のくず」などと述べた。
 市職員に対しては、威圧的な態度で無理な現場臨場や資料提出、施策の方針転換を迫ったり、職員の対応を本人の同意なく撮影してフェイスブックで公開するなどした。
 さらに10月24日昼ごろには、市役所食堂のコーヒーについて威圧的な態度で「こんなうまくないものよく客に出せるな」「議会に報告させてもらう」と言い、対応した女性スタッフが精神的ショックで体調を崩して退職せざるを得なくなったという。
 市によると、市職員や市役所食堂の運営業者などから20日までに少なくとも、70件以上の抗議・苦情が寄せられた。「草島さん」と声をかけた職員に「草島議員と呼べ」と要求したケースもあったという。
 草島議員は市議3期を経て、2011年から山形県議を1期務めた。今年10月の市議選で5000票を得てトップ当選した。
 草島市議は当初、申し入れを受けた直後、報道陣に「一部言動は行き過ぎがあって反省しないといけない」と語ったが、数時間後に「食堂の件は証拠記録がなく、作り話であることは否めない。くず発言についても記録・証拠がない中で、虚偽の疑いもある」との談話を出した。


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2017年12月21日木曜日


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