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<全国高校駅伝>仙台育英 上位目指し士気高く 24日号砲

入賞を目標に練習に励む仙台育英・男子の選手
23年ぶりの優勝の期待がかかる仙台育英・女子の選手

 京都市の西京極陸上競技場発着コースで24日開催される全国高校駅伝に、宮城県代表として男女とも仙台育英が出場する。男子は4年連続28度目、女子は26年連続26度目を数える。上位進出を目指して士気は高い。

◎男子/後半4区入賞の鍵

 上位7人の5000メートル平均タイム14分21秒は今季の全国ランキングで4位。3年を軸としたチームは競り合いに強く、7年ぶりの8位以内入賞を目標に掲げる。
 昨年は体調不良などのトラブルが相次ぎ、26位と不本意な結果に終わった。小島主将は脚の故障で1区45位とブレーキになった。「昨年の悔しさを晴らそうと取り組んできた」と大会に懸ける思いは人一倍強い。
 入賞できるかどうかの鍵を握るのは後半4区。ここ数年は前半で上位につけても同区で失速するケースが多かった。県予選で走った斎藤は後ろからのプレッシャーに強く、順位を下げずにたすきをつなぐ走りが期待される。斎藤は「安定感が持ち味。都大路で4区を走ることになったら区間賞を目指す」と意気込む。
 全国のエースがそろう1区で上位集団に食らい付き、今夏の全国高校総体(南東北インターハイ)3000メートル障害2位の3区ムセンビ、アップダウンが得意な6区会田らが実力を発揮すれば、表彰台も視野に入るはずだ。
 真名子(まなこ)圭(きよし)監督は「結果を出せるかどうかは選手の体調管理にかかっている。本番まで万全を期したい」と気を引き締める。

◎女子/層の厚さで頂点へ

 23年ぶり3度目の全国優勝を狙えるチームだ。県予選は出場メンバー5人全員が区間賞を獲得し、今季都道府県予選ランキング1位となる1時間7分30秒をマーク。15位に終わった昨年の悔しさをばねに、頂点を目指す。
 5000メートルで全国の強豪と渡り合えるようにインターバル練習の本数を増やすなど練習の質と量を見直した。8月の全国高校選抜大会で、主将の2年武田は5000メートルで3位に入り、3年三浦も4位と続いた。
 武田は昨年、1区を走り41位に沈んだ。全国選抜で自信を取り戻し「1区を走ることができたら上位を狙う」。三浦も「3000メートル以上への苦手意識がなくなった。1区か2区を走りたい」と好調ぶりをアピールする。
 インターハイ3000メートルを連覇した3年エカラレは昨年の2区で27人を、一昨年は29人をごぼう抜きにする活躍を見せた。2年の鈴木は11月の東日本女子駅伝で区間2位の快走。1年の木村と清水も伸びがある。
 エカラレを2区に配置して逃げ切るか、爆発力を生かして5区で追い上げるか。釜石慶太監督は「他校の仕上がり具合を見て、オーダーを変えられるのが今年の強み。レースの主導権を握りたい」と戦略を練る。


2017年12月22日金曜日


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