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<仙台高裁>金属探知機と手荷物開披 出入り口検査を来年1月に開始

 仙台地裁で6月、被告が法廷で刃物を振り回し、警察官2人が切り付けられた事件を受け、仙台高裁は22日、裁判所出入り口へのゲート式金属探知機の設置と来庁者の手荷物検査を2018年1月15日から実施すると発表した。
 高裁によると、北玄関と仙台簡裁に通じる連絡通路の2カ所にゲート式の金属探知機を設置し、弁護士や検事、司法書士など裁判関係者を除く来庁者全員を検査する。正面玄関と東玄関は常時封鎖する。
 北玄関には18年4月以降、手荷物のエックス線検査機を導入予定で、それまで荷物の内部を目視で確かめる「開披」検査を実施する。検査機を導入しない連絡通路を使う場合は常に開披を求める。荷物の中身を見られたくない来庁者向けに、北玄関に無料ロッカーを32個設置する。
 仙台弁護士会は15日、プライバシーの侵害などを理由に開披検査に反対する意見書を高裁に提出。高裁の井筒徹総務課長は「安全確保のための警備体制として現実的な方法だと考えている。検査は心理的な負担をかけないよう配慮したい」と理解を求めた。


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2017年12月23日土曜日


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