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<Jヴィレッジ>新駅検討へ JR東、地元自治体と覚書

 2019年4月に全面再開予定のサッカー施設「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町、広野町)近くにJR常磐線の新駅を設ける構想を巡り、JR東日本は設置に向けた検討に入ることを決め、要望していた地元自治体側と22日、覚書などを交わした。来年2月までに調査結果をまとめ、新設するかどうかを最終判断する。
 JR東は19日、県と、地元8町村の双葉地方町村会に「検討を開始する」と回答。水戸支社は取材に「新駅は福島県、双葉地方の復興と地域振興に貢献できると判断した」と説明した。
 覚書は県、町村会と3者で交わした。検討する新駅は広野−木戸駅(楢葉町)間とし、設置の是非は今後の調査結果を受けて3者で判断。費用は3分の1ずつの負担を基本に協議する。
 3者は調査検討に関する協定書も締結。県によると、具体的な場所、事業費、工期など調査結果として示される見通し。
 県エネルギー課の担当者は「JRが新駅設置の検討を始めるのは一歩前進。費用負担を検討いただけるのもありがたい」と話した。
 Jヴィレッジは東京電力福島第1原発事故後、廃炉作業などの対応拠点となり、現在は18年夏の一部再開に向けて復旧作業中。
 常磐線は原発事故などに伴い富岡−浪江駅間の20.8キロで不通が続き、JR東は19年度末までの全線再開を目指している。


2017年12月23日土曜日


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