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<学校保健統計調査>福島の肥満傾向悪化 五つの年齢で全国1位

 文部科学省が22日公表した2017年度学校保健統計調査速報によると、福島県は肥満傾向児の割合が五つの年齢で全国1位となり、一つだった前年度からの増加が目立った。県教委は「体力向上を図る取り組みを継続していく」と冷静に受け止める。
 福島県の肥満傾向児の出現率が全国1位となったのは、5歳(6.53%)8歳(12.67%)10歳(16.42%)11歳(15.23%)16歳(13.13%)。このうち5歳と11歳は同県の過去最高値を更新した。
 男女別は17歳男子を除いて全ての年齢・性別で全国平均を上回った。ただ前年度との比較では、男子は七つの年齢で、女子は五つの年齢でそれぞれ出現率が下がった。
 東京電力福島第1原発事故後、福島は運動量の低下などから肥満傾向児が増加。その後は15年度に割合全国1位の年齢がゼロとなるなど改善傾向にあった。
 県教委は14年度から、体を動かす喜びを感じられるように「運動身体づくりプログラム」を導入。16年度には健康診断や体力テストの結果を毎年書き込む「自分手帳」を全ての児童生徒に配布した。
 県教委の担当者は「学校統合に伴うバス通学の増加や家庭環境など、肥満傾向の増加には複数の要因がある。多様なアプローチを今後加速させたい」と話す。


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2017年12月23日土曜日


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