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<富谷市図書館>21年度開館 新設せず成田公民館を増築

 宮城県富谷市は、市制移行に伴い整備する市立図書館の基本構想案をまとめた。建物は新設せず、既存の成田公民館を増築するプランを採用。2021年度に同公民館を核となるセンター館として開館させ、他の5公民館の図書室と連携を図る方針を示した。
 構想案では、13小中学校と富谷高の図書室や県図書館(仙台市泉区)の利用状況を精査した上で、既存の公民館図書室の活用を明示。富谷高に近く大ホールや体育館など文化会館的機能を持つ成田公民館を中核と位置付け、システムの統合や配送サービスの拡充を進め「(仮称)富谷市民図書館ネットワーク」を構築する。
 市役所で9日に開いた市民向け意見交換会では、市の構想案に対し「乳幼児向けの読み聞かせスペースを確保してほしい」「駐車場整備に配慮が必要だ」などの意見が出た。
 市は「市民の意見を踏まえて17年度内には基本構想をまとめたい」(生涯学習課)と話す。18年度は市役所内に図書館開館準備室を設置し、基本計画の策定に着手する方針。早ければ19年度に基本設計を固め、20年度の着工、21年度の開館にこぎ着けたい考えだ。
 図書館整備は16年10月の市制移行を機に検討が本格化した。17年8月策定の市総合計画にも図書館整備の促進を明記し、市民との意見交換会やシンポジウムの開催、先進事例視察などを通して構想を練ってきた。


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2017年12月24日日曜日


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