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<全日本フィギュア女子>本郷6位、五輪の夢散る

フリーで今季自己最高点を出しながら、6位に終わった本郷

 平昌冬季五輪代表最終選考会を兼ねた大会の全日本フィギュア第3日は23日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、代表2枠を争う女子はショートプログラム(SP)2位の宮原知子(関大)がフリーで逆転して合計220.39点で4連覇を飾り、初の五輪代表に決まった。
 SP首位の17歳、坂本花織(シスメックス)が合計213.51点で2位。年齢制限で五輪に出られない15歳の紀平梨花(関大KFSC)がフリーで大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度決め、208.03点で3位と健闘した。樋口新葉(東京・日本橋女学館高)が206.96点で4位となった。
 三原舞依(シスメックス)は204.67点で5位、本郷理華(邦和スポーツランド、仙台市出身)は197.62点で6位、本田真凜(大阪・関大高)は193.37点で7位。渡辺倫果(青森山田中)は19位だった。
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 平昌への道は絶たれた。わずかな望みを託してフリーに臨んだ本郷。完璧には程遠かった。演技を終えると、うつむき加減に結果を悟ったような表情を見せた。
 3回転ジャンプでミスが続いた。冒頭のフリップ−トーループの連続ジャンプは、後半が回転不足。グランプリシリーズ2戦で犯した失敗を大一番で繰り返してしまった。その後もルッツ、ループで転倒。技術で上位勢についていけなかった。
 情熱を込めてステップを踏み、表現面で見せ場はつくったものの、点数的には上位と差があった。「いい演技ができなかった。シーズンを通し徐々に良くなっていたが、まだまだ足りなかった」と悔しがった。
 滑走順が酷だった。五輪代表になるには優勝しかないが、直前の宮原がトータル220点を超える大記録をたたき出した。この時点で約150点が必要となり、逆転の目はほぼなくなっていた。
 興奮の余韻が残る会場でスタートのポーズを取る。「(宮原の)点数は気にせず、練習の成果を出そうと思った」。しかし、SPに続く会心の演技とはならなかった。
 初の五輪出場の夢は散った。「これからのことは、今は何も考えていない」。小さな声で語った。(佐藤夏樹)


2017年12月24日日曜日


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