宮城のニュース

<年の終わりに17東北>(6)冬空に3000発 前進誓う

3000発の花火が女川の商業エリアを照らした

◎クリスマスイブに復興祈念花火(宮城県女川町)

 クリスマスイブの夜空に大輪の花火が輝いた。東日本大震災からの復興が進む宮城県女川町で24日、女川湾から打ち上げられた約3000発の花火に多くの観光客らが沸いた。
 町中心部のJR女川駅前の商業エリアが開業した2015年以降、真冬の花火は毎年の恒例行事。海に向かって伸びるプロムナードに家族連れやカップルが集まり、肩を寄せ合って色とりどりの花火を見つめた。
 被災地は震災から7度目の年の瀬を迎えた。町の再生はまだ道半ば。町民らは空高く打ち上がる花火に犠牲者への思いを託し、復興に力強く歩む決意を改めて誓った。
 「今年は災害公営住宅が次々と出来上がり、着実に前に進んでいると実感できた」。町内の無職土井基さん(74)は「来年は町に住む人がもっと増え、にぎわいを取り戻せたらいい」と願った。


関連ページ: 宮城 社会

2017年12月25日月曜日


先頭に戻る