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おならカルタ人気じわり 「ぷっ」と吹き出す面白さ 「『あほだね』『くだらない』とわいわい楽しんで」

「おならカルタ」を手に「怒りを忘れるのにも効果がある」と話す松村さん=仙台市青葉区の事務所

 「ある屁(へ)のことでございます」「泣きっ面におなら」「苦渋のけつ弾」…。おならをテーマにしたかるた、その名も「おならカルタ」がじわり注目を集めている。企画・制作したのは仙台市青葉区の広告プランナー松村洋さん(42)。「おならはちょっと楽しい。皆でわいわい読んで、取って、笑ってほしい」と話す。
 おならカルタは松村さんが読み札の文言を書き、独自の世界観が人気の漫画家、アーティストの長尾謙一郎さんが絵札のイラストを担当した。10月末に完成しウェブサイトなどで販売。幼稚園や小学校低学年の子どもがいる父母らを中心に売れているという。
 構想を練り始めたのは2014年。街中で近くにいた人がおならをする場面にたびたび遭遇し、その経験をメモするうちに、かるたにすることを思い立った。「あ」から「を」まで、47文字分を半年ほどで書き上げ、好きな漫画家だった長尾さんにイラストを依頼。デザインなど試行錯誤しながら商品化し、私費で3000部作製した。
 「面白い物を作ろうと、徹底的に考えてひねり出した」(松村さん)という読み札は、ことわざをもじったもの、だじゃれなどさまざま。ときにシュールなギャグセンスが光る絵札と相まって、思わず「ぷっ」と笑ってしまう。
 松村さんの出身地・群馬県で盛んな「上毛かるた」にならい、「『お』『な』『ら』の3枚そろうと10点プラス」といった役札のルールも設けた。
 「子どもたちは人としゃべり、笑い合って遊ぶ機会が減っている。『あほだね』『くだらない』と楽しんでもらえたら」と松村さん。「お手付きをしたらおならをするというルールで『おならカルタ大会』を開きたい」と意気込む。
 定価2500円。「おならカルタ」のウェブサイトや仙台市青葉区のブックカフェ「火星の庭」などで販売している。連絡先はムードセンターまつむら070(6131)3931。


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2017年12月25日月曜日


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