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<E番ノート>規格外「こんな中学生がいるのか」藤平の母校で明かされたエピソード

 前年のドラフト1位はとんでもない中学生だった。藤平尚真投手が母校の千葉県富津市大貫中で講演した20日、千艘(せんそう)裕一郎教諭(31)が驚きのエピソードを明かしてくれた。
 千艘教諭が赴任したのは藤平が3年の時。年度初めのスポーツテストの立ち幅跳びで衝撃を受けた。「陸上ハンマー投げの室伏広治選手は3メートル跳ぶんだぞ」。冗談のつもりでけしかけたが、藤平がやすやすと3メートルを跳んでしまった。
 「運動神経がいいなんてレベルじゃない。こんな中学生がいるのか」
 バレーボールをすれば、部活の主将のブロックより顔一つ分高い打点でスパイクを放つ。極め付きが陸上走り高跳び。野球の年代別日本代表に選ばれる中、全国中学大会で1メートル91を記録して2位。ジュニアオリンピックは優勝と、野球と陸上の「二刀流」をこなしてみせた。
 講演の最後、サイン色紙をプレゼントする時、保護者ら女性2人に突然抱きつかれたが、19歳は平然と受け止めた。反射神経も抜群だった。(剣持雄治)


2017年12月25日月曜日


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